- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
歯科矯正は体全体にも良い影響を与える?
2025年02月25日
歯科矯正は口腔内の改善だけでなく、体全体にも良い影響を与えることがあります。歯並びや噛み合わせの改善は、体の健康や姿勢、さらには筋肉や関節にまで影響を与える可能性があります。具体的にどのような体の部分に影響があるのか、いくつかの例を挙げてみましょう。

1. 顎関節の健康(顎関節症の改善)
噛み合わせが悪いと、顎関節に過度な負担がかかり、顎関節症(TMJ障害)を引き起こすことがあります。顎関節症は、顎の痛みやカクカク音、頭痛、肩こりなどを引き起こす原因になることが多いです。歯科矯正によって噛み合わせが改善されると、顎関節への負担が減り、以下のような効果が期待できます。
- 顎の痛みやカクカク音が減る
- 頭痛や肩こりが軽減される
- 顎の可動域が改善される
2. 姿勢の改善
歯並びや噛み合わせが悪いと、自然に体のバランスを崩すことがあります。特に顎の位置が不正確だと、首や背中、肩に不自然な負担がかかり、姿勢が悪くなることがあります。歯科矯正により顎の位置が改善されると、以下のような効果が見られることがあります。
- 姿勢が良くなる:顎の位置が整うことで、全体的に体のバランスが改善され、背筋が伸びやすくなります。
- 首や肩の痛みが軽減される:不自然な姿勢が改善されることで、首や肩の緊張や痛みが緩和されることがあります。
3. 呼吸の改善
歯並びや顎の位置が悪いと、呼吸に問題が生じることがあります。例えば、顎の後退や歯並びの不正があると、口呼吸をしがちになります。これにより、睡眠の質や体調に悪影響を与えることがあります。矯正治療を受けることで、以下の改善が期待できることがあります。
- 口呼吸から鼻呼吸に変わる:鼻呼吸に切り替わることで、乾燥した口内を防ぎ、風邪などの感染症の予防にもつながります。
- 睡眠時無呼吸症候群の予防:顎の位置が改善されることで、いびきや無呼吸のリスクが減少する場合があります。
4. 消化器系への影響
噛み合わせが悪いと、食べ物を十分に噛まずに飲み込んでしまうことがあり、消化不良を引き起こすことがあります。また、咀嚼が不十分だと、胃腸に負担がかかり、消化不良や胃もたれを引き起こすこともあります。歯科矯正によって、以下のような改善が見られることがあります。
- 食べ物をしっかり噛めるようになる:食事を十分に噛むことで、消化がスムーズになり、胃腸への負担が減少します。
- 消化不良や胃の不調が改善される:噛む力が適切に働くことで、食事後の不快感が軽減されることがあります。
5. 体のバランスの改善
歯並びや噛み合わせが整うと、体の重心やバランスが自然に整いやすくなります。これにより、体全体の動きや姿勢が改善され、日常的な体調不良や疲れが軽減されることがあります。
- 足や膝の負担軽減:歯並びや噛み合わせが整うことで、体のバランスが取れ、足や膝にかかる負担が減ることがあります。
- 体の疲れが軽減される:正しい体の使い方ができるようになり、日常生活での疲れが軽減されることがあります。
6. 精神的な健康
歯科矯正を受けることで、自分の外見に自信が持てるようになると、精神的にも良い影響を与えることがあります。外見に自信が持てることで、社会的な接触においても積極的になり、ストレスや不安が減少することがあります。
- 自己肯定感が向上する:歯並びが整うことで、自分の見た目に自信が持てるようになり、精神的にポジティブな影響を受けることがあります。
- ストレスが軽減される:外見への不安が減ることで、日常的なストレスが減少し、精神的な健康が向上します。
結論
歯科矯正は口腔内の改善だけでなく、体全体に多くのプラスの効果をもたらします。顎関節や姿勢、呼吸、消化、さらには体全体のバランスに良い影響を与えるため、矯正治療を受けることで、体調や健康が向上することがあります。また、見た目に自信が持てるようになり、精神的にも良い効果があることが多いです。





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