口ゴボは矯正で治る?マウスピース矯正の可能性もチェック!

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平澤 建太朗
平澤 建太朗
この記事の監修者
医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。

口ゴボは矯正で治る?マウスピース矯正の可能性もチェック!

2025年05月30日

口ゴボは矯正で治る?マウスピース矯正の可能性もチェック!

「横顔が気になる…」「唇が前に出て閉じにくい」
そんな悩みを持つ方の多くが感じるのが「もしかして、これって“口ゴボ”?」。
見た目のコンプレックスにつながる口ゴボですが、矯正で本当に治せるのでしょうか?

この記事では、「口ゴボは矯正で治るのか?」という疑問に、わかりやすく解説していきます。
さらに、近年人気のマウスピース矯正(インビザラインなど)で対応可能かどうかについても詳しくお伝えします。


そもそも口ゴボとは?

「口ゴボ」とは、上下の唇が前方に突出し、顔の中心がもっこり見える状態を指します。
医学的には「上下顎前突」や「口元の突出感」と呼ばれることもあります。

こんな症状に心当たりは?

  • 横顔で口元がEラインより前に出ている
  • 唇を閉じると力が入る
  • 無意識に口が開いている
  • 横顔の輪郭に丸みが出る

このような状態は、見た目だけでなく噛み合わせや呼吸、滑舌にも影響を与える場合があります。


なぜ口ゴボになるのか?〜3つの原因〜

口ゴボを改善するには、まず「なぜそうなっているのか」を見極めることが重要です。以下のロジックツリーで分解してみましょう。


▶ 原因①:歯並び・噛み合わせの問題(歯性)

  • 前歯が前に倒れている
  • 出っ歯気味で唇を押している
  • 噛み合わせがズレている
  • 梅干しジワ:口元のしわが梅干しのように見えることから名付けられた「梅干しジワ」は、口ゴボや口元の突出が原因で唇や周囲の筋肉が強く折れ曲がることでできるシワです。

矯正治療で改善が可能です。

 

梅干しジワ


▶ 原因②:骨格のバランス(骨格性)

  • 上顎が前に出ている
  • 下顎が小さく後ろに引っ込んでいる
  • 顔の骨格そのものに原因がある

外科手術(セットバック手術・外科矯正)との併用が必要になるケースも。


▶ 原因③:口呼吸や舌癖、筋肉の使い方(機能性)

  • 舌が常に前にある(舌癖)
  • 口で呼吸する習慣
  • 唇や頬の筋肉がうまく使えていない

筋機能療法(MFT)+矯正治療で対応できます。

 

舌の正しい位置 歯並び噛み合わせへの影響


矯正でどこまで治せるのか?

では、矯正治療によって口ゴボがどこまで改善できるのかを整理してみましょう。


✅ 矯正で改善が期待できるケース

  • 歯が前に倒れているのが主な原因
  • 軽度〜中度の口元の突出
  • 骨格のズレが軽い(見た目に強く影響していない)

この場合、歯を正しい位置に戻すことで、唇の突出感が和らぎ、横顔もスッキリと見えるようになります。


❌ 矯正だけでは難しいケース

  • 顎の骨格に大きなズレがある
  • 骨が原因で顔の中心部が前に出ている
  • 下顎が極端に後退している

この場合は、矯正単独では限界があり、外科矯正が必要になることもあります。


マウスピース矯正でも口ゴボは治せる?

近年人気の「マウスピース矯正(例:インビザライン)」でも口ゴボが改善できるかどうかは、多くの方が気になるところ。
以下に可能性をまとめてみました。


◯ マウスピース矯正で改善できるケース

  • 歯性の口ゴボ(軽度〜中等度)
  • 抜歯ありのプランに対応可能な場合
  • 骨格に大きなズレがない

→ インビザラインは近年、抜歯ケースにも対応できるようになっており、歯の傾きや前突を改善可能なケースが増えています。


× マウスピース矯正が難しいケース

  • 顎の骨格が大きく前に出ている
  • 大きな歯の移動や複雑な動きが必要
  • 治療計画が不十分だと口ゴボが逆に悪化することも

→ このような場合はワイヤー矯正や外科手術の方が適している可能性があります。


矯正治療を検討する前にすべき3つのこと

① 自分の口ゴボの原因を明確にする

  • 歯並びなのか、骨格なのか、習慣なのか
  • 歯科医院での診断がカギ

② カウンセリングで「どこまで治せるか」をしっかり聞く

  • 矯正後のEラインの変化は?
  • 抜歯の有無とその影響
  • マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い

③ セカンドオピニオンを活用する

  • 1つの診断に偏らず、複数の意見を比較
  • 特に「見た目の変化」にこだわりたいなら複数相談を!

まとめ:口ゴボは原因を見極めれば矯正で改善できる可能性あり!

「口ゴボは矯正で治るのか?」という問いに対する答えは、原因によって異なります。
歯並びに原因があるなら、矯正治療で改善できる可能性は高く、マウスピース矯正でも十分対応できるケースもあります。

しかし、骨格に問題がある場合は、矯正だけでは限界があることも理解しておくことが大切です。
最も重要なのは、「自分に合った治療を選ぶこと」。そのためにも、原因の正確な把握と信頼できる歯科医師の診断が欠かせません。

自分に合った方法で、自然な横顔と美しい口元を目指していきましょう。

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