- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
実は「飲み込み方」にもクセがあります。あなたは正しく飲み込めていますか?
2026年07月14日

「飲み込むだけなのに、クセなんてあるの?」
そう思われる方がほとんどです。
しかし実は、飲み込み方(嚥下)にもクセがありそのクセが歯並びや矯正治療に影響することがあります。
当院でも、矯正治療中の患者さんには飲み込み方を確認することがあります。
それは、歯並びをきれいに整えその状態を長く維持するためにとても大切だからです。
正しい飲み込み方とは?
本来、飲み込むときの舌は上あご(スポット)に軽く触れた状態で動きます。
舌は前歯を押さず、口の中で自然に食べ物や唾液を喉へ送ります。
この動きができていれば、歯並びに余計な力が加わることはありません。
このような飲み込み方をしていませんか?
飲み込むときに…
- 舌が前歯に当たる
- 舌が歯と歯の間に出る
- 唇に強く力が入る
- あごに梅干しのようなしわができる
- 飲み込むたびに前歯を押している
これらは舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)と呼ばれることがあり、歯並びへ影響を与える原因になることがあります。
飲み込む回数は意外と多いのです
私たちは、食事だけでなく唾液を飲み込む動作も繰り返しています。
1日に数百回から2,000回以上飲み込むともいわれています。
もしそのたびに舌が前歯を押していたら…
弱い力でも毎日繰り返されることで、少しずつ歯並びへ影響を与えてしまう可能性があります。
矯正治療中は特に注意が必要です
矯正装置は歯を理想の位置へ動かしています。
しかし、飲み込むたびに舌が歯を押していると
- 歯の動きが予定より遅くなる
- 前歯が開きやすくなる(開咬)
- マウスピースが浮きやすくなる
- 治療後に後戻りしやすくなる
といった影響が出ることがあります。
そのため、当院では必要に応じて飲み込み方も確認しています。
「飲み込んでみてください」とお願いする理由
診察中に
「一度、飲み込んでみてください。」
とお願いすることがあります。
これは患者さんを試しているわけではありません。
舌の動きは、ご自身では見えません。
「正しくできている」と思っていても、実際には前歯を押していることも少なくありません。
だからこそ、私たちは実際の動きを確認し、その方に合ったアドバイスを行っています。
正しい飲み込み方は身につけることができます
飲み込み方は、生まれつき決まっているものではありません。
毎日のトレーニングや正しい舌の位置を意識することで、少しずつ改善を目指すことができます。
矯正治療は、歯を動かすことだけがゴールではありません。
その歯並びを長く維持するためには、お口の使い方を整えることも大切です。
秋葉原リヨンドール歯科では、歯並びだけでなく、舌の位置や飲み込み方など、お口の機能まで含めてサポートしています。
きれいな歯並びを長く保つために、一緒に正しいお口の使い方を身につけていきましょう。





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