- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
歯並びは遺伝だけでは決まりません。毎日の習慣も大きく影響します
2026年08月1日

「親も出っ歯だから、私も遺伝ですよね。」
「家族みんな歯並びが悪いので仕方ないと思っています。」
診療中、このようなお話をいただくことがあります。
確かに歯並びには遺伝が関係する部分があります。
例えば
- あごの大きさ
- 骨格
- 歯の大きさ
- 歯の本数
などは遺伝の影響を受けることがあります。
しかし、歯並びは遺伝だけで決まるものではありません。
実は、毎日の何気ない習慣も歯並びに大きく関わっています。
歯並びに影響する「毎日のクセ」
私たちのお口は、24時間さまざまな力を受けています。
例えば
- 舌で前歯を押すクセ(舌癖)
- 口がポカンと開いている
- 口呼吸
- 飲み込むたびに舌が前歯を押す
- 頬杖
- 食いしばりや歯ぎしり
こうしたクセは一回一回の力は弱くても、毎日繰り返されることで歯並びに影響を与えることがあります。
「弱い力」でも、長時間続くことが問題です
「舌で少し触れるくらいなら大丈夫では?」
そう思われるかもしれません。
しかし、歯は弱い力でも長時間・繰り返しかかることで動く性質があります。
実際、矯正治療も強い力で一気に歯を動かしているわけではありません。
適切な弱い力を継続的にかけることで、少しずつ歯を動かしています。
そのため、舌癖や口呼吸などの習慣も長い時間をかけて歯並びに影響を及ぼすことがあるのです。
矯正治療中も習慣はとても大切です
矯正装置で歯を理想の位置へ動かしていても
- 舌が前歯を押している
- 飲み込み方にクセがある
- 口が開いている時間が長い
このような状態が続くと
- 歯の動きが予定より遅くなる
- 前歯が開いてくる
- マウスピースが浮きやすくなる
- 治療期間が延びる
などの原因になることがあります。
そのため当院では歯並びだけでなく、お口の使い方についても確認しています。
「遺伝だから仕方ない」とあきらめないでください
遺伝による骨格や歯の大きさを変えることはできません。
しかし、毎日の習慣は変えることができます。
舌の位置を意識すること。
鼻で呼吸すること。
正しい飲み込み方を身につけること。
こうした積み重ねは矯正治療をスムーズに進めるだけでなく、治療後の歯並びを長く維持することにもつながります。
歯並びを守るのは、毎日の積み重ねです
歯並びは遺伝だけでも、矯正装置だけでも決まるものではありません。
毎日の生活習慣や、お口の使い方も大切な要素です。
秋葉原リヨンドール歯科では歯並びを整えるだけでなく、舌の位置や飲み込み方、口呼吸などお口の機能にも目を向けた矯正治療を行っています。
きれいな歯並びを長く維持するために、一緒に毎日の習慣を見直していきましょう。





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