- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
舌のトレーニングはいつまで続ければいいの?矯正が終わればやめてもいい?
2026年07月21日

矯正治療中の患者さんから
「舌のトレーニングは、いつまで続ければいいですか?」
というご質問をいただくことがあります。
結論からお伝えすると
「正しい舌の位置や動きが無意識にできるようになるまで」です。
つまり、回数や期間ではなく「習慣として身についているか」が大切になります。
舌のトレーニングは筋トレと似ています
舌は筋肉です。
腕や脚の筋肉と同じように、一度練習しただけでは正しい動きは身につきません。
例えばスポーツでも
フォームを覚えるためには何度も繰り返し練習します。
最初は意識しないとできなかった動きも、続けていくうちに自然とできるようになります。
舌のトレーニングも同じです。
その状態を目指していきます。
矯正治療が終わったら終わりではありません
「歯並びがきれいになったから、もう舌のことは気にしなくていいですよね?」
そう思われる方もいらっしゃいます。
しかし、舌癖が残ったままだと治療後も歯には毎日力がかかり続けます。
その結果
- 前歯が少しずつ開いてくる
- 歯並びが後戻りする
- リテーナーに負担がかかる
といったことが起こる可能性があります。
だからこそ、矯正治療後も正しい舌の使い方を維持することが大切なのです。
「意識する」から「無意識にできる」へ
トレーニングを始めたばかりの頃は
「舌を上につけよう。」
と意識する必要があります。
しかし、最終的な目標は
意識しなくても自然に正しい舌の位置を保てること。
ここまで身につけば、トレーニングは「頑張るもの」ではなく毎日の当たり前の習慣になります。
焦らなくても大丈夫です
長年続けてきた舌のクセは、一週間や一か月で完全に改善するものではありません。
できる日もあれば、うまくできない日もあります。
それでも少しずつ続けることで、正しい動きは身についていきます。
大切なのは、完璧を目指すことではなく毎日少しずつ続けることです。
私たちも一緒に確認します
当院では、診察のたびに舌の位置や飲み込み方を確認することがあります。
それは「まだできていませんね」と指摘するためではありません。
患者さんが正しい舌の使い方を身につけ、きれいな歯並びを長く維持できるようサポートするためです。
分からなくなったときや、自信がないときは遠慮なくご相談ください。
一緒に確認しながら、無理なく続けていきましょう。





0120-78-1313

