- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
マウスピースを外すとき、前歯だけを引っ張っていませんか?
2026年08月28日

「マウスピースがなかなか外れないから、前歯のところをつまんで引っ張っています。」
マウスピース矯正をしている患者さんから、こんなお話を聞くことがあります。
実は、マウスピースの外し方にもコツがあります。
特に気をつけたいのが、前歯だけを持って無理に引っ張ることです。
前歯だけを引っ張るのはおすすめしません
マウスピースが外れにくいと
「前のほうをつまんで、えいっと外せばいいかな」
と思ってしまいますよね。
しかし、マウスピースは歯にしっかりフィットするように作られています。
前歯だけを強く引っ張るような外し方を繰り返すと、マウスピースに余計な力がかかり、変形や破損につながる可能性があります。
また、アタッチメントが付いている場合には、無理な力をかけないことも大切です。
では、どうやって外せばいい?
基本的には、奥歯側から少しずつマウスピースを浮かせて外していくことを意識しましょう。
左右どちらか一方の奥歯付近からマウスピースを外し、少しずつ前方へ外していくイメージです。
一気に引っ張るのではなく
「少しずつ、ゆっくり」
がポイントです。
ただし、歯並びやアタッチメントの位置などによって外しやすさは異なります。
「どうやっても外しにくい」という場合は、無理をせず医院で外し方を確認してもらいましょう。
爪を立てて無理に外していませんか?
外れないからといって
- 爪を深く差し込む
- 一部分だけを強く引っ張る
- 勢いよく外す
といった方法を繰り返すのも避けたいところです。
マウスピースだけでなく、歯ぐきやお口の中を傷つけてしまう可能性があります。
特に新しいマウスピースに交換したばかりの時期は、フィット感が強く「外しにくい」と感じることがあります。
焦らず、正しい方法で取り外しましょう。
「外しにくい」は、マウスピースのせいとは限りません
毎回マウスピースが外しにくい場合には
- マウスピースが強くフィットしている
- アタッチメントの形や位置
- 歯の動きによる装着感の変化
- マウスピースの変形
など、さまざまな原因が考えられます。
「自分の外し方が悪いのかな」と悩む必要はありません。
実際に装着状態を確認すると、原因が分かることもあります。
マウスピースは「外し方」も大切です
マウスピース矯正というと
「何時間つけるか」
「交換日を守るか」
という点に注目しがちです。
でも、毎日何度も行う取り外し方も大切なポイントです。
正しく取り扱うことで、マウスピースをできるだけ良い状態で使用し、治療をスムーズに進めることにつながります。
もし
「毎回外すのに苦労する」
「前歯を引っ張らないと外れない」
「マウスピースが変形してきた気がする」
という場合は、一度ご相談ください。
秋葉原リヨンドール歯列矯正歯科では、マウスピースの装着だけでなく、患者さんご自身で無理なく着脱できる方法も一緒に確認しています。
毎日のちょっとした扱い方も、マウスピース矯正を快適に続けるための大切なポイントです。





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