- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
マウスピース型のホワイトニングとは?
2025年02月3日

マウスピースを使ったホワイトニングは、自宅で行える歯のホワイトニング方法の一つで、歯科医で処方されるものと市販の製品がありますが、基本的な仕組みは似ています。
1. マウスピースホワイトニングの仕組み
マウスピース型ホワイトニングは、専用のマウスピースにホワイトニングジェルを入れて、それを歯に装着して一定時間放置する方法です。ジェルには過酸化水素や過酸化尿素などの成分が含まれており、これらが歯の表面に付着した汚れや着色を分解し、歯を白くします。
2. プロセス
- 歯科医でのカスタムマウスピース作成
歯科医院でオーダーメイドのマウスピースを作成する場合、歯の型を取ります。これにより、ぴったり合ったマウスピースが作成され、ホワイトニングジェルが均一に歯に触れるようになります。 - ホワイトニングジェルの使用
市販のキットや歯科医院で提供されるホワイトニング用のジェルを、マウスピースに適量塗布します。このジェルに含まれる成分が、歯の表面にあるステイン(着色汚れ)や歯垢を分解します。 - マウスピースの装着
ジェルを塗布したマウスピースを歯に装着します。装着時間は製品によりますが、通常1日1回、30分から1時間程度の使用が推奨されています。夜寝ている間に装着するタイプのものもあります。 - 使用後のケア
マウスピースを外した後は、口をよくすすぎ、ジェルの残りが口の中に残らないようにします。また、歯を優しくブラッシングして清潔に保ちます。
3. ホワイトニングジェルの種類
ホワイトニングに使うジェルは、主に2種類があります。
- 過酸化水素(Hydrogen Peroxide):強力な漂白作用があり、短期間で白くする効果がありますが、歯や歯茎への刺激が強くなることもあります。
- 過酸化尿素(Carbamide Peroxide):過酸化水素よりも穏やかな作用があり、使用期間が長くなることが多いですが、敏感な歯や歯茎にはこちらが適している場合があります。
4. 効果
使用を続けることで、通常は数日から数週間のうちに目に見えるホワイトニング効果が現れます。特に、軽度の着色(コーヒーや紅茶、タバコなどの影響による着色)には高い効果が期待できます。ただし、歯の本来の色(例えば、内面的な黄ばみや加齢による変色)には限界があることもあります。
5. 注意点
- 歯や歯茎の健康状態
歯が敏感な場合や歯茎に問題がある場合、ホワイトニングは刺激を与えすぎることがあるので、使用前に歯科医師と相談することが大切です。 - 過度の使用を避ける
指示された使用時間を守らないと、歯や歯茎にダメージを与える可能性があります。特に長時間装着すると、歯がしみる(知覚過敏)ことがあります。 - 定期的なメンテナンスが必要
ホワイトニング効果は永続的ではなく、一定の期間が過ぎると再び着色が進むことがあります。そのため、定期的なホワイトニングや、食事や飲み物に気を使うことが重要です。
6. 自宅でできるか、歯科医院でやるべきか
- 自宅ホワイトニング(市販のキット):手軽に始められますが、効果が現れるまでに時間がかかることがあります。また、マウスピースが歯にぴったり合わないこともあるため、効果が十分に発揮されない場合もあります。
- 歯科医院でのホワイトニング:歯科医院では、プロフェッショナルによる指導と適切なアフターケアが受けられるため、より効果的かつ安全にホワイトニングができます。カスタムマウスピースも処方してもらえるため、個々の歯に合わせた治療が可能です。
7. まとめ
マウスピース型ホワイトニングは、手軽で効果的な方法ですが、個々の状態に合わせた使い方が大切です。歯科医師に相談し、適切な方法を選ぶと、安全で効果的に歯を白く保つことができます。
興味があれば、実際に歯科医で相談してみるのもおすすめです!





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