- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
マウスピース矯正中こそ要注意!歯磨き粉の正しい量と口腔ケアのコツ
2025年06月3日
マウスピース矯正中こそ要注意!歯磨き粉の正しい量と口腔ケアのコツ
はじめに:歯磨き粉、正しく使えていますか?
毎日何気なく使っている歯磨き粉。
実は、「使いすぎ」も「使わなすぎ」も、口腔ケアには逆効果です。
特にマウスピース矯正中の方は、口の中の環境が通常より複雑になるため、歯磨き粉の使用量やケア方法により注意が必要です。
この記事では、
- 歯磨き粉の正しい使用量
- なぜマウスピース矯正中にケアが重要なのか
- 効果的な歯磨きのコツ
を分かりやすく解説していきます。
歯磨き粉の適量ってどれくらい?
歯磨き粉は、多すぎても少なすぎても本来の効果を発揮できません。
✅ 一般的な目安(15歳以上)
- フッ素濃度:1450ppmまでOK
- 使用量:歯ブラシの毛の長さ程度(1~2cm)
✅ 子どもの場合(6歳未満)
- フッ素濃度:500ppm以下
- 使用量:米粒~グリーンピース大
▶ 泡立ちすぎると磨いた気になってしまうので注意。
すすぎすぎず、軽く1回がベストです。

では、マウスピース矯正中はどう変わる?
マウスピース矯正(インビザラインなど)は、
目立たず、取り外し可能で人気の治療法ですが…
実は、虫歯や口臭リスクが高まりやすいという一面も。
その理由は?
① マウスピースで口が密閉される
→ 唾液の自浄作用が低下し、プラークが溜まりやすい
② 食後すぐに装着すると汚れが密閉される
→ ほんの少しの磨き残しでも、虫歯・歯周病リスクが急増
③ マウスピースにニオイや着色が付きやすい
→ 歯磨き不足が見た目や衛生面にも影響
マウスピース矯正中におすすめの歯磨き粉の使い方
マウスピース矯正中は、以下のポイントを意識して歯磨き粉を使いましょう。
✅ ポイント1:フッ素入りを選ぶ
虫歯予防にはフッ素が欠かせません。
濃度1450ppmのものを、使用量を守って使うことで効果的に虫歯リスクを抑えられます。
✅ ポイント2:使用量は「多すぎず、少なすぎず」
- ブラシの毛の幅と同じくらい(1〜1.5cm)を目安に
- 泡立ちすぎるとマウスピースの洗浄も雑になりがち
✅ ポイント3:すすぎすぎない
フッ素効果を最大限に生かすには、
すすぎは少量の水で1回がベスト。
たくさんの水でゆすぐと、有効成分が流れてしまいます。
✅ ポイント4:装着前は必ず歯磨きを
「ちょっとだけ食べたから大丈夫」と思わず、
マウスピース装着前は必ず歯磨き+うがいが基本。
補足:マウスピース自体のお手入れも忘れずに
マウスピースは1日20時間以上装着するもの。
ケアを怠ると、汚れ・細菌・臭いの温床になります。
◯ おすすめのケア方法
- 毎日のぬるま湯&専用洗浄剤で洗浄
- 歯磨き粉でマウスピースを磨くのはNG(傷つく可能性)
まとめ:矯正中こそ“適量歯磨き”でお口を守ろう!
マウスピース矯正は、快適さと審美性を両立できる優れた治療法ですが、
その効果をしっかり引き出すためには、日々のケアが不可欠です。
その第一歩が、「歯磨き粉の正しい使用量を守ること」。
- 適切な量(大人で1~1.5cm)
- フッ素濃度(1450ppmまで)
- すすぎは軽く1回
- 食後と就寝前は必ず歯磨き+マウスピース清掃
この4つを意識して、
マウスピース矯正中も健康で美しい歯を保ちましょう!





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