- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
マウスピース矯正で「違和感」や「滑舌の悪さ」を感じたら?原因と慣れるためのコツ
2025年07月11日
【歯科医監修】マウスピース矯正で「違和感」や「滑舌が悪くなる」のはなぜ?原因と対処法を解説
マウスピース矯正(インビザラインなど)を始めたばかりの方からよく聞く悩みの一つが、
「なんだか違和感がある…」
「話しづらくなって滑舌が悪くなった気がする」
というものです。
初めての矯正装置に戸惑うのは当然のこと。この記事では、マウスピース矯正中の違和感や滑舌の変化の原因と対策を詳しくご紹介します。
1. マウスピース矯正で感じる「違和感」の正体とは?
マウスピース矯正では、初めて装着した時に多くの人が異物感・締め付け感・圧迫感を感じます。これは矯正による「歯を動かすための力」がしっかり加わっている証拠でもあります。
よくある違和感の例:
- 歯が押されるような圧力
- マウスピースのフチが歯茎や頬に当たる感覚
- 口が閉じにくい、唇が引っかかる
これらの違和感は、数日〜1週間ほどで自然と慣れてくることがほとんど。痛みがある場合でも、通常は2〜3日で軽減されます。
2. 滑舌が悪くなるのはなぜ?
マウスピース矯正中に「話しづらい」と感じる方も多くいます。特に影響が出やすいのはサ行・タ行・ラ行です。
滑舌が悪くなる主な原因:
- アライナーの厚みによって舌が動かしづらくなる
- 舌のポジションが微妙に変わることで発音が不安定に
- 唾液の分泌が増え、口内のバランスが崩れる
これらの影響は、装着初日〜3日目に最も強く、1週間程度でほとんど気にならなくなるという人が大半です。
3. 違和感・滑舌の改善方法と慣れるためのコツ
最初は誰でも戸惑いますが、以下のような工夫を取り入れることで、スムーズに慣れていくことができます。
✅ 発音練習で滑舌を改善
- 毎日3分〜5分の音読(新聞や小説など)
- サ行やタ行を意識してゆっくり発音練習
- 鏡を見ながら舌の動きと発音をチェック
✅ フィット感を高める
- チューイー(シリコン製のかみかみグッズ)を活用して、マウスピースをしっかり密着させる
- アライナーを装着する際は、奥歯から順にしっかりはめ込む
✅ 装着時間を守る
- 毎日20〜22時間以上の装着を続けることで、装着感に慣れやすくなります
- 外す時間が長いと、違和感が再発しやすくなるので注意
4. 人前で話す機会が多い人へのアドバイス
営業職や接客業、学校の先生など、日常的に話す機会が多い人は滑舌の変化が気になるかもしれません。そんな方へのおすすめ対策はこちら。
プレゼンや重要な場面では
- 本番の数時間前にチューイーで密着させておく
- 滑舌が気になる場合は、一時的にアライナーを外すのも選択肢(※必ず歯科医に相談)
就職活動や面接時には
- 発音練習で事前に慣れておく
- 緊張による口の乾燥対策として水分補給も忘れずに
5. 慣れるまでは「当たり前」。焦らず付き合おう
矯正のスタート時期は、不安やストレスを感じやすいタイミングです。しかし、**「違和感がある=失敗」ではなく、「歯が動いている証拠」**でもあります。
多くの方が、1〜2週間で「装着してるのを忘れるくらい慣れた」と感じています。
どうしても辛い場合は我慢せずに、担当の歯科医師に相談しましょう。フチを削ってもらったり、適切なアドバイスをもらえることもあります。
まとめ:違和感や滑舌の変化は一時的。継続と工夫がカギ!
マウスピース矯正中の「違和感」や「話しにくさ」は、ほとんどの人が経験することです。大切なのは、
- 自分だけじゃないと知ること
- 正しい装着と習慣化を意識すること
- 違和感を和らげる工夫を続けること
少しずつ慣れていく過程を楽しみながら、理想の歯並びを目指しましょう!








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