- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
「意識しています」と「できています」は、実は違います。
2026年07月10日

矯正治療中、噛み合わせや歯並びの変化を見ていると
「舌のクセが影響しているかもしれませんね。」
とお話しすることがあります。
その際に
「舌のトレーニングは続けていますか?」
とお聞きすると
「はい、意識しています。」
というお返事をいただくことが少なくありません。
もちろん、意識することはとても大切です。
しかし、そのあとに実際の舌の位置や飲み込み方を確認すると、正しい動きになっていないケースを多く経験します。
「やっているつもり」は誰にでもあります
これは舌のトレーニングに限ったことではありません。
スポーツでも楽器でも、フォームを自分では正しくできていると思っていても、実際にコーチに見てもらうと修正点が見つかることがあります。
舌も同じです。
自分では確認しにくいため、「できているつもり」になりやすいのです。
なぜ何度も確認するのでしょうか?
当院では、治療中に噛み合わせや歯並びを見て
「舌の影響を受けているかもしれません。」
と感じた場合は、何度でも舌の使い方を確認します。
それは患者さんを責めるためではありません。
せっかく矯正治療を頑張っていても、舌が歯を押し続けていると
- 歯の動きが遅くなる
- 前歯が開いてくる
- 噛み合わせが変わる
- 治療後に後戻りしやすくなる
などの原因になることがあるからです。
大切なのは「意識」ではなく「正しくできていること」
「意識しています。」
その言葉は、とても前向きな気持ちの表れです。
でも、矯正治療で本当に大切なのは
『意識していること』ではなく『正しい舌の位置や動きが身についていること』です。
だから私たちは診察のたびに確認します。
もし違っていれば、その場で一緒に修正します。
それを繰り返すことで、少しずつ正しい使い方が身についていきます。
一緒にゴールを目指しましょう
舌のクセは、長年の習慣です。
一度説明を聞いただけで改善できるものではありません。
だからこそ、何度も確認し、何度も練習することが大切です。
私たちは「注意している」のではなく、矯正治療を成功させるためのサポートをしています。
「これで合っていますか?」
そんなふうに気軽に確認していただけると嬉しいです。
歯並びを整えるだけでなく、その歯並びを長く維持するためにも、舌のトレーニングを一緒に続けていきましょう。
無料初診カウンセリングはホームページから予約可能です。





0120-78-1313

