- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
矯正治療が予定どおり進まない…その原因は「舌のクセ」かもしれません
2026年07月4日

「毎日マウスピースをしっかり使っています。」
それなのに、歯の動きが思ったよりゆっくりだったり、治療計画より時間がかかってしまうことがあります。
そのような場合、私たちが必ず確認することの一つが「舌癖(ぜつへき)」です。
舌はとても力の強い筋肉です
普段はあまり意識することのない舌ですが、実は口の中で最も力の強い筋肉の一つです。
舌は食事や会話だけでなく、飲み込むときや安静にしているときにも常に動いています。
本来、舌は上あごに軽く触れた位置にあるのが理想です。
しかし
- 舌が前歯に触れている
- 飲み込むたびに前歯を押している
- 舌で歯を押すクセがある
- 口が開いている時間が長い
このような状態が続くと、矯正治療に大きな影響を与えることがあります。
矯正装置と舌が「引っ張り合い」をしている状態
矯正装置は歯を少しずつ理想の位置へ動かしています。
一方で、舌が毎日何百回、何千回と歯を押していると、その力が矯正の邪魔をしてしまいます。
たとえるなら
前から押している人と、後ろから押し返している人が同時にいるような状態。
その結果
- 歯の動きが予定より遅くなる
- マウスピースが浮きやすくなる
- 治療期間が延びる
- 矯正終了後に後戻りしやすくなる
といったことが起こる可能性があります。
「歯並び」だけでなく「舌の使い方」も治療の一部です
患者さんから
「そんなに舌って関係あるんですか?」
と驚かれることがあります。
答えは「とても関係があります。」
どれだけ良い矯正装置を使っても、舌のクセが改善されなければ、歯並びが安定しにくいことがあります。
だからこそ、当院では歯だけでなく舌の位置や飲み込み方、口の周りの筋肉の使い方まで確認しながら治療を進めています。
私たちと一緒に「後戻りしにくい歯並び」を目指しましょう
舌癖は、ご自身では気づいていないことがほとんどです。
そのため、診察時にスタッフから舌の位置やトレーニングについてお話しすることがあります。
「また同じことを言われたな」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、それは矯正治療を成功させるためにとても大切なポイントだからです。
歯をきれいに並べることだけがゴールではありません。
治療後も美しい歯並びを長く維持すること。
そのためには、舌の使い方を見直すことも大切な治療の一つです。
秋葉原リヨンドール歯科では、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせて、歯並びだけでなく口腔習癖の改善もサポートしています。
無料初診カウンセリングはホームページから予約可能です。





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