- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
最初の1~2週間」が矯正治療の成功を左右します
2026年07月26日

マウスピース矯正を始めたばかりの患者さんへ。
治療を始めると
「まだ始めたばかりだから、少しくらい大丈夫かな。」
「今日は長時間外してしまったけど、明日頑張ればいいかな。」
そう思ってしまうこともあるかもしれません。
ですが、実は治療を始めたばかりの時期こそとても大切な期間なのです。
最初の習慣がその後の治療を左右します
マウスピース矯正は、毎日決められた時間装着することで効果を発揮します。
治療を始めたばかりの頃は、新しい生活習慣を身につける時期です。
最初に
「今日はいいかな。」
「少しくらい大丈夫。」
という習慣がついてしまうと、その後も同じような生活になりやすくなります。
反対に
「食事以外は装着する。」
「外したらすぐ戻す。」
という習慣が身につくと、それが自然な行動になります。
私たちが装着時間を確認する理由
診察の際
「1日22時間以上装着できていますか?」
とお聞きすることがあります。
何度も聞かれると
「ちゃんとやっています。」
「そこまで言われなくても…」
と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、これは患者さんを責めているわけではありません。
治療を予定どおり進めるために、一番大切なポイントだから確認しているのです。
歯は予定どおり動いてくれるとは限りません
マウスピースは、次の段階へ進むことを前提に設計されています。
装着時間が不足すると
- マウスピースが浮く
- 歯が予定どおり動かない
- 次のマウスピースが合わない
- 治療期間が延びる
といったことにつながる可能性があります。
そのため、最初の段階から正しい使い方を身につけることが大切なのです。
「注意」ではなく「成功してほしい」から
私たちが装着時間についてお話しするのは
患者さんを注意したいからではありません。
せっかく始めた矯正治療を、できるだけ予定どおり、そして満足のいく結果につなげていただきたいからです。
矯正治療は、歯科医院だけで完結するものではありません。
診療室での治療と、ご自宅での毎日の取り組み、その両方がそろって初めて良い結果につながります。
一緒に理想の歯並びを目指しましょう
慣れないうちは大変に感じることもあると思います。
だからこそ、分からないことや続けるのが難しいことがあればぜひ私たちにご相談ください。
私たちは「できていないこと」を責めるためではなく、「どうすれば続けられるか」を一緒に考えるためにいます。
きれいな歯並びを目指して、一緒に頑張っていきましょう。





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