再治療にならないために|歯科治療とマウスピース矯正で後悔しない5つのポイント

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平澤 建太朗
平澤 建太朗
この記事の監修者
医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。

再治療にならないために|歯科治療とマウスピース矯正で後悔しない5つのポイント

2025年09月29日

なぜ再治療になるのか?失敗を防ぐために患者が知っておくべき5つのこと

マウスピース矯正も含めて、治療を長持ちさせるために〜

歯科治療を受けたのに、数ヶ月後や数年後に「再治療が必要です」と言われた経験はありませんか?
「せっかく時間もお金もかけたのに、なぜまた?」と疑問に思う方も多いはずです。

実は、再治療になってしまうのは、治療そのものの失敗だけが原因ではありません。患者さん自身の知識や行動が、治療の結果に大きく関わっていることも少なくないのです。

特に最近増えている「マウスピース矯正」についても、正しく理解せずに始めてしまうと、矯正後の後戻りや噛み合わせ不良など、思わぬ再治療の原因になりかねません

この記事では、再治療を避けるために患者として知っておきたい重要なポイントを5つに絞って解説します。これから治療を受ける方も、すでに治療が終わっている方も、ぜひ参考にしてください。


1. なぜ「再治療」が起こるのか?

再治療が必要になる原因は、以下のようにさまざまです。

  • 治療部分に再び細菌が侵入した
  • 詰め物や被せ物が外れたり劣化した
  • 根の中の治療(根管治療)が不完全だった
  • 歯ぎしりや噛み合わせの負担がかかった
  • セルフケアや定期検診が不足していた
  • 矯正治療後のメンテナンスが不十分だった

特に最近は、矯正治療によるトラブルから再治療に至るケースが増えています。例えば、マウスピース矯正でしっかりと歯が動かず、予定と異なる噛み合わせになった結果、被せ物が合わなくなったり、顎に負担がかかったりすることがあります。


2. よくある再治療のパターン

● 根管治療後の痛みや腫れ

神経を取ったのに痛みが出る…これは、根の中に細菌が残っているか、再感染した可能性があります。マイクロスコープなどを使った精密な再治療が必要になることもあります。

● 被せ物や詰め物が取れる・合わなくなる

接着剤の劣化だけでなく、噛み合わせの変化が原因となることも。特に、矯正後に噛み合わせが変化したことで、過去の被せ物が合わなくなるケースもあります。

● 虫歯の再発(2次カリエス)

詰め物や被せ物の隙間から虫歯菌が侵入し、治療済みの歯が再び虫歯に。セルフケアや定期検診の不足が大きく影響します。

● 矯正治療後の後戻りやトラブル

マウスピース矯正後にリテーナー(保定装置)を正しく使わず、歯並びが元に戻る「後戻り」が起きたり、歯根が短くなる「歯根吸収」が発生するケースもあります。

舌癖による後戻り

舌癖があると、以下のような流れで後戻りが進行していきます:

舌が前歯を押す(または支える力が足りない)

前歯に持続的な力がかかる

矯正で整えた歯がゆっくり動いてしまう

後戻り(歯列のズレ)が発生

特に、矯正終了直後の歯はまだ不安定。

舌の正しい位置 歯並び噛み合わせへの影響


3. 再治療を防ぐためにできること

● 治療前に「説明」をしっかり受ける

どんな治療でも「内容」「方法」「リスク」「通院回数」など、納得するまで説明を受けることが重要です。特にマウスピース矯正は、見た目は簡単そうに見えても、治療計画の立案や経過管理が非常に重要です。

「手軽」「短期間で終わる」「痛くない」などの広告に惑わされず、信頼できる歯科医師と一緒に自分に合った治療を選びましょう。

● 精度の高い治療を受けるには?

根管治療や補綴(被せ物)治療では、マイクロスコープやラバーダムの使用が成功率に直結します。
矯正治療では、歯の動きの予測や、骨・歯周組織への負担も含めた精密な診断が不可欠です。

安価で簡易的な矯正(特にオンライン診療のみのマウスピース矯正)は、トラブルが起きた際の対応が難しい場合があるので注意が必要です。

● 治療後のセルフケアとメンテナンスを怠らない

治療後のセルフケアは、「治療を長持ちさせるための必須条件」です。

  • 正しい歯磨き+歯間清掃(フロス・歯間ブラシ)
  • 定期検診(3〜6ヶ月ごと)
  • 食生活の見直し(糖分・酸性飲料の摂取管理)

さらに、マウスピース矯正を受けた方はリテーナー(保定装置)を必ず指示通り装着することが大切です。これを怠ると、数ヶ月で歯並びが元に戻ってしまい、再矯正や補綴のやり直しにつながります。


4. 患者がよく誤解しやすいこと

● 「治療が終わればもう安心」は危険

被せ物・詰め物・矯正装置、どれも永久的なものではありません。定期的なメンテナンスが必要です。

● 「痛みがない=大丈夫」ではない

虫歯や歯周病、矯正トラブルも、痛みが出る前に進行していることがほとんどです。
特に神経を抜いた歯や、矯正済みの歯列では異常に気づきにくいため、定期検診でのチェックが命綱です。

● 保険診療と自費診療の違いを理解する

保険内の治療は材料や技術に制限があります。
一方、マウスピース矯正などは自費診療が基本で、クリニックごとに治療の質や対応範囲に差があります。
「安さ」だけで判断せず、「長く安定した結果を得られるか」で選びましょう。


5. まとめ:知識と習慣が「再治療」を防ぐ最大の武器

再治療は、痛み・通院・費用、どれをとっても避けたいもの。
そのリスクを下げるためには、自分の歯の状態を知り、適切な治療とケアを選ぶ力が大切です。

マウスピース矯正のような目立たない・快適な治療も、正しく行えば非常に効果的です。
しかし、「どの治療を選ぶか」だけでなく、「どう付き合っていくか」こそが、治療を成功させるカギになります。

信頼できる歯科医院でじっくり相談しながら、自分の歯を守る選択をしていきましょう。


📝 あとがき:治療は「終わり」ではなく「スタート」

歯科治療はゴールではなく、新しい健康維持のスタート地点です。
不安なときは、歯科医に遠慮なく相談してください。
あなたの歯は、あなたの意識と行動で守ることができます。

 

 

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