- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
【体験談】矯正後の“保定期間”って何するの?リテーナー生活のリアルを語ります
2025年11月2日

歯列矯正が終わったら、すべてが終わる――と思っていませんか?
実は、矯正が終わってからが本当の勝負なんです。
リアルなリテーナー生活と、やってよかったこと・失敗したことをシェアします。
保定期間ってなに?なぜ必要?
矯正でキレイに並んだ歯は、そのままでは元の位置に戻ろうとします。
この「後戻り」を防ぐために必要なのが、**保定装置(リテーナー)**です。
通常、矯正が終わった直後から装着が始まり、最低でも2年間は継続するように言われます。
秋葉原リヨンドール歯列矯正歯科クリニックが使っているリテーナー
取り外し式の透明なリテーナーを使用。
見た目は矯正中のマウスピースと似ています。
📌 装着スケジュール(指示されたもの)
-
最初の半年:1日22時間(食事と歯磨き以外ずっと)
-
半年後〜1年:1日12時間程度
-
1年以降:就寝時のみ
正直、リテーナー生活はラクじゃない
😅 1. 忘れる・サボると後戻りのリスク
旅行中に数日つけなかったら、少し歯が動いてしまったのを感じます。
戻したいと思って装着したら、数時間で軽い痛み。
つまり、後戻りが始まっていた証拠です。
🍽️ 2. 外食が面倒
取り外してケースに入れる、終わったら口をゆすいで再装着…
マウスピース矯正の時と同様の手間が続きます。
でも、「見た目が戻るよりマシ」と自分に言い聞かせてます。
やって良かったこと
✔️ 毎晩の装着を「習慣化」
「寝る=リテーナーをつける」という習慣に落とし込みました。
洗面所にリテーナーケースを常に置いて、目につく仕組みをつくるのがおすすめです。
✔️ アプリで装着記録
「歯列矯正ログ」アプリを使って、毎日の装着時間をチェック。
数値化することでモチベーション維持になります。
絶対やらないで!失敗談
- 熱湯で洗浄 → リテーナーが変形して使えなくなりました
-
旅行中にケースを忘れる → ビニール袋に入れてたら、ホテルで捨てられた…
→ 結局、作り直しに1万円の出費。油断禁物です。
まとめ:保定期間こそ、矯正成功のカギ!
保定期間は目立たないし、地味だし、モチベも下がりがち。
でもここをサボると、時間もお金も水の泡になりかねません。
リテーナーは“矯正の仕上げ”。
最後までしっかり付き合って、自分の歯並びを守っていきましょう!





0120-78-1313

