- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
マウスピース矯正中に風邪や発熱!装着時間は?外すべき?徹底ガイド
2025年11月18日
矯正中に風邪・発熱・インフルエンザになったらどうする?
~マウスピース矯正中の体調不良、正しい対処法とは~
はじめに:マウスピース矯正は“自己管理”がカギ
マウスピース矯正(代表的なものにインビザラインなど)は、透明で取り外し可能なアライナーを装着し、少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。
- 見た目が自然で、他人に気づかれにくい
- 食事や歯磨きのときは取り外せて衛生的
- 金属を使わないため、金属アレルギーの人にも◎
- 痛みが比較的少なく、違和感も少ない
といった点が支持され、今では子どもから大人まで幅広く選ばれる矯正方法となっています。
ただし、1日20~22時間の装着が必要であり、ワイヤー矯正とは異なり、装着をサボると計画通りに歯が動かず、後戻りしてしまうことも。そのため、「自己管理力」が治療の成否を大きく左右します。
矯正中に体調不良になるのはよくあること
どんなに健康に気をつけていても、風邪やインフルエンザ、胃腸炎などで体調を崩してしまうことは誰にでもあります。
高熱が出たり、喉の痛みや鼻づまり、吐き気などがあると、マウスピースの装着が辛く感じることもありますよね。
「このまま着けたまま寝て大丈夫?」「つらい時は外していいの?」と悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。
症状別|マウスピース矯正中の風邪・発熱時の対処法
🌡 発熱・倦怠感が強いとき
無理に装着するのではなく、まずは休息を優先しましょう。
熱が下がったら装着を再開するのが理想ですが、短期間の装着中断であれば大きな問題にはなりません。
ただし、アライナーを数日間外した状態で放置すると、歯が動き戻り、次のステップに進めなくなることもあるので注意が必要です。
😷 鼻づまり・口呼吸
風邪や花粉症などで鼻が詰まり、口呼吸になるとマウスピースが乾燥し、不快感や口内炎の原因になることもあります。
この場合は、
- 睡眠中に無理せず外す(代わりに日中の装着時間を増やす)
- 加湿器や口腔保湿ジェルを活用する
など、状況に応じた工夫で乗り切りましょう。
🤢 吐き気・嘔吐の可能性があるとき
薬の副作用やウイルス性胃腸炎などで吐き気があるときは、誤飲の危険があるため装着を控えるべきです。
また、嘔吐してしまった場合は、
- マウスピースを丁寧に洗浄(ぬるま湯+専用洗浄剤)
- 必要に応じて新しいマウスピースを使用
することで衛生面を保ちましょう。
🦷 喉の痛み・口内炎・口角炎
体調不良時は、口の中の粘膜も弱りがち。
マウスピースの縁が当たることで、口内炎や口角炎が悪化するケースもあります。
無理せず一時的に装着時間を調整しつつ、冷却やビタミンB群の補給、保湿ケアで回復を促しましょう。
装着時間が守れなかったときはどうすればいい?
マウスピース矯正では、装着時間が足りない日が1日程度ならそこまで問題になりません。
ただし、2~3日以上外し続けると、歯が戻り始めてしまうため、歯科医院への連絡が必要になります。
判断に迷う場合は、以下を目安にしてください:
| 状態 | 対応 |
|---|---|
| 1日程度の装着不足 | その後しっかり戻せばOK |
| 2〜3日外した | 装着再開し様子を見る+医院に連絡が安心 |
| 4日以上の中断 | 必ず歯科医院に相談(再スキャンの可能性も) |
医院への連絡はためらわないで
「少しサボってしまって恥ずかしい…」と思わず、状態を正直に伝えることが大切です。
歯科医院は、あなたの矯正をサポートするパートナー。体調不良や想定外の事態は想定済みです。
必要に応じて、
- 同じステップのマウスピースを数日追加で使う
- 再スキャンして治療計画を調整する
など、柔軟に対応してくれます。
体調不良時に備えておくと安心なグッズ
- マウスピース洗浄スプレー(携帯用)
- 加湿器・マスク(口腔乾燥予防)
- 口内保湿ジェル・のど飴
- マウスピースケースの予備
- 装着時間記録アプリ or ノート

また、急に体調を崩したときのために「自己判断フロー表(装着するか/休むか)」を自分で作っておくのもおすすめです。
マウスピース矯正が成功する人の共通点
体調を崩しても、矯正を成功させている人には共通点があります。それは、
- 「すぐに医院へ相談する」
- 「体調回復後の“リカバリー装着”をしっかり行う」
- 「装着時間の記録を続けている」
という小さな行動の積み重ねです。
体調不良は誰にでも起こり得るもの。焦らず、きちんと回復したらしっかり再開することが大切です。
まとめ|無理しない、でも放置しない矯正習慣を
- マウスピース矯正は自己管理が基本だけど、体調不良時は柔軟な対応が大切
- 症状別の対処法を知っておくと、いざというとき安心
- 装着時間を補うリカバリーと、歯科医院への相談が成功のカギ
- 毎日の記録や、備えグッズもあなたの味方になる
風邪をひいてしまったからといって、矯正が失敗するわけではありません。
むしろ、その後の対応とリカバリーが未来の歯並びを左右します。
あなたの体調と笑顔、どちらも大切にできる矯正ライフを応援しています。
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