マウスピース矯正中は「よく噛む」が効果的!フィット感と歯の動きに差が出る理由とは?

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平澤 建太朗
平澤 建太朗
この記事の監修者
医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。

マウスピース矯正中は「よく噛む」が効果的!フィット感と歯の動きに差が出る理由とは?

2025年06月30日

【矯正が進まない原因は“噛み方”かも?】マウスピース矯正中によく噛むことの効果と正しい習慣とは

マウスピース矯正、ちゃんとつけてるのに歯があまり動かない気がする…」
そんな声を聞くことがあります。実はその原因、“噛む習慣”の不足かもしれません。

マウスピース矯正は「つけているだけ」ではなく、“正しくフィットさせる”ことが治療の鍵です。
そのために大切なのが、「よく噛む」こと。

本記事では、マウスピース矯正中に「噛む」ことのメリット、注意点、そして日常にどう取り入れるかを歯科的視点からわかりやすく解説します。


■ よく噛むことには、こんなに意味がある!

マウスピース(アライナー)矯正では、透明な装置を歯に装着して少しずつ移動させます。
しかし、アライナーがしっかり歯に密着していなければ、矯正力が正しく伝わらず、予定通りに歯が動きません。

ここで重要なのが、「噛む動作」です。
噛むことでアライナーを歯にグッと押し付け、浮きやズレを防止し、治療精度がアップします。


■ よく噛むことで得られる3つのメリット

✅ 1. アライナーのフィット感が向上

マウスピースは見た目がフィットしていても、目に見えないレベルで“浮いて”いることがあります。
しっかり噛むことで、その浮きをなくし、歯に密着させることができます。

とくにアライナーを交換した直後は、歯と形状に微妙なズレがあるため、噛んでフィットさせることが大切です。


✅ 2. 歯が計画通りに動くようになる

アタッチメントやマウスピースからの圧力は、「正しい位置に当たってこそ意味がある」ものです。
浮いたまま使い続けると、力がかかるべき方向に伝わらず、歯がうまく動きません。

噛むことで圧力の伝達がスムーズになり、歯が「思った通り」に動き始めます。


✅ 3. 顎や噛む筋肉のバランスを整える

矯正中は、歯の位置だけでなく「噛み合わせ」や「顎の筋肉の使い方」も変化します。
よく噛むことで、咀嚼筋(そしゃくきん)や顎関節が正しい使われ方を学習し、バランスよく調整されていきます。

「最近、顎がだるい」と感じる人ほど、意識的な咀嚼習慣が効果的です。


■ 「チューイー」とは?噛む習慣を助ける便利アイテム

マウスピース矯正で「噛む」習慣をサポートしてくれるのが、**「チューイー」**です。

▸ チューイーとは?

  • シリコン素材の柔らかいアイテム
  • 奥歯で噛むことで、アライナーを歯に押し付けてフィットを促す
  • 何度も使える(洗浄可)

▸ 使用のベストタイミング

  • アライナー交換直後
  • 食後・歯磨き後の装着時
  • 1日2〜3回、1回5分程度が目安

▸ 正しい使い方

  • 両奥歯で均等に噛む
  • 左右交互に、満遍なく噛む
  • 使用後は水洗いして清潔に保つ

 

 

■ 噛みすぎはNG?注意したいポイント

「噛むと良い」からといって、過度な使用や偏った噛み方は逆効果になることもあります。

❌ やりすぎると…

  • 顎に負担がかかり、痛みや疲労の原因に
  • 偏った噛み方でアライナーが変形するリスク
  • チューイーが傷みやすくなり、不衛生にも

✅ 対策

  • 1日2〜3回、1回5分を目安に
  • 必ず左右両方を交互に噛むように意識
  • チューイーは定期的に交換&洗浄を

■ よく噛む習慣を生活に取り入れるコツ

「噛む」ことは、意識しないと習慣化しづらい動作でもあります。以下のような工夫を取り入れてみましょう。

▸ 食事中の咀嚼を見直す

  • よく噛んで食べる(1口20〜30回)
  • 片側だけで噛むクセがある人は注意
  • やわらかすぎる食事に偏らないよう意識

▸ チューイータイムをスケジュール化

  • 「アライナー交換日」とセットでリマインド
  • 歯磨き後に“チューイー習慣”を固定する
  • スマホでタイマーを設定すると続けやすい

■ よくある質問(FAQ)

Q. チューイーがないときはどうすればいい?
→ 一時的には清潔なガーゼやタオルを丸めて代用可能ですが、基本的には専用のチューイーを使用しましょう。

Q. ガムで代用できますか?
→ 基本NGです。粘着性があり、アタッチメントが外れたり、アライナーが変形するリスクがあります。

Q. 噛むことで痛みが出るときは?
→ 一時的な調整中の痛みである場合が多いですが、継続するようであれば歯科医に相談を。


まとめ|噛むことで矯正効果が変わる!

マウスピース矯正は、ただ装着するだけでは最大限の効果は得られません。

✅ よく噛むことで

  • アライナーがフィット
  • 歯の移動が効率的
  • 顎や筋肉のバランスも整う

✅ チューイーの活用や食事中の咀嚼を通じて、
日々の小さな積み重ねが治療結果に大きな差を生みます。

「しっかり噛む習慣」、今日からぜひ意識してみてください!

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