- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
妊娠中の歯医者の受診
2024年10月19日
妊娠中の歯医者の受診についてお話します。
妊婦だけど歯医者って行ってもいいのか?
お腹に影響はない?と思っているひとも多いのではないでしょうか。
妊娠中に歯医者へ行った方がいい理由
1.歯肉炎を防ぐ
妊娠すると女性ホルモンや体調の変化で口腔内環境が悪化しがちです。
歯周病菌は、女性ホルモンが大好き!
炎症が起こる前に対策が大切です。
2.早産のリスクを減らす
虫歯菌や歯周病菌が体内に入り込んでしまうと妊娠37週未満で出産してしまう早産や低体重出産を引き起こす可能性があるといわれています。
3.赤ちゃんが虫歯になるのを防ぐ
赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はありませんんが、
大人の唾液を介して感染してしまうことがあります。
事前の予防をしておくことがおすすめです◎
4.産後は歯医者に行きにくい
産後は赤ちゃんのお世話でそもそも歯医者に行きにくくなります。
妊娠中に一度は歯科検診を受けるようにしましょう。
5.歯科検診が無料で受けれる
自治体によっては妊婦さんの歯科検診が無料で受けられたり、
費用の一部を負担してもらえるところもあるので住んでいる地域で確認してみてください。
歯科検診に行くおすすめのタイミングはいつ?
安定期に入ってから!
悪阻が落ち着いた頃がベストです。
妊娠後期になると体力的にもつらくなってしまいます。