患者さんの協力度がマウスピース矯正(アライナー矯正)の治療期間に影響を及ぼす理由とその患者さんができる対策とは?

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平澤 建太朗
平澤 建太朗
この記事の監修者
医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。

患者さんの協力度がマウスピース矯正(アライナー矯正)の治療期間に影響を及ぼす理由とその患者さんができる対策とは?

2024年10月11日

マウスピース矯正(アライナー矯正)の治療期間に患者さんの協力度が影響を及ぼす理由と、患者さんができる対策について以下にまとめます。

 


 理由

 

  1. **装置の装着時間**:

– アライナーは1日20~22時間の装着が推奨されており、これを守らなければ歯の移動が遅延します。装着時間が不足すると、治療計画通りに進まなくなります。

 

  1. **交換スケジュール**:

– アライナーは通常、1~2週間ごとに新しいものに交換します。装着時間が不足すると計画された交換に影響し、治療全体が長引く可能性があります。

 

  1. **口腔衛生の維持**:

– アライナーを装着している間、食事後や飲み物を摂った後に口腔衛生を怠ると、虫歯や歯周病のリスクが高まり、治療計画に影響を及ぼすことがあります。

 

  1. **装置の適切な取り扱い**:

– マウスピースの乱暴な扱いや紛失、破損があった場合、再製作や新しいアライナーの作成に時間がかかり、治療期間が延びることになります。

 

  1. **患者のモチベーション**:

– 矯正治療は長期間にわたるため、患者自身のモチベーションや意識が低下すると、装着を怠る原因となります。

 

 患者さんができる対策

 

  1. **装着ルールの厳守**:

– 指示された装着時間をしっかり守り、装置を外すのは食事や歯磨きの時だけにすることが大切です。

 

  1. **交換の計画を立てる**:

– 交換日や交換間隔をカレンダーに書いておくなど、リマインダーを設定して予定通りに新しいアライナーを使用します。

 

  1. **口腔衛生の徹底**:

– 食事後や間食後にしっかり歯を磨き、アライナーを装着する前に口腔内を清潔に保つことが、虫歯や歯周病予防につながります。

 

  1. **装置を大切に扱う**:

– アライナーは慎重に取り扱い、専用のケースに収納することを忘れずに。外出時にもケースを持ち歩き、これを利用することで装置の紛失を防ぎます。

 

  1. **サポートを求める**:

– 矯正治療中に不安や疑問があれば、早めに歯科医師や矯正専門医に相談し、アドバイスやサポートを受けることで、治療の進行を助けます。

 

  1. **モチベーションを保つ**:

– 矯正治療の結果をイメージしたり、治療の進捗を記録したりすることで、モチベーションを維持しやすくなります。また、同じ治療を受けている友人や家族と情報交換することも励みになるでしょう。

 

これらの対策を実践することで、患者さん自身の協力度が向上し、マウスピース矯正の治療期間を短縮する助けとなります。

 

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