- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
床矯正とは?
2025年01月31日
今回は床矯正についてお話します。
床矯正(しょうきょうせい)とは、主に子供の歯並びを改善するための矯正治療法の一つです。この治療方法では、取り外し可能な矯正装置を使用して、歯や顎の成長を促進したり、矯正したりすることができます。床矯正は特に成長段階にある子供に効果的で、顎の形や歯の位置を改善するために使用されます。

床矯正の特徴
- 取り外し可能: 床矯正装置は、患者が自分で取り外しやすいのが特徴です。食事や歯磨きの際には外すことができるので、通常の生活に支障をきたしにくいです。
- 顎の成長を促す: 床矯正は、顎の成長を誘導して、歯並びを改善する方法です。特に下顎が後退している場合や上顎が前に出ている場合など、顎の位置を整えるために使用されます。
- 歯の位置の調整: 床矯正は、歯並びが悪い場合、歯を動かす力を加えて歯の位置を調整することができます。これにより、歯列の不正咬合(噛み合わせの問題)を改善することができます。
- 比較的簡便な治療: 床矯正は他の矯正方法(例えばワイヤー矯正)に比べて治療期間が短く、比較的簡単に使用できる装置であることが特徴です。
床矯正の適応
- 主に乳歯や永久歯が生え始めたばかりの子供に使用されます。
- 歯並びの問題が軽度から中等度であり、顎の成長を調整することが可能な場合に効果を発揮します。
- 上顎や下顎の位置がズレている場合や、歯の萌出が不均衡な場合に適応されることが多いです。
床矯正のメリットとデメリット
メリット
- 取り外し可能なので、清掃や食事がしやすい。
- 成長段階にある子供にとって顎の成長を調整しやすい。
- 他の矯正方法よりも治療期間が短く済むことがある。
デメリット
- 効果があるのは成長期の子供に限られる。
- 患者が装置を正しく使わないと効果が薄れることがある(装置の着脱を適切に行わない場合)。
- 見た目に目立つ場合があり、患者が装置を嫌がることがある。
床矯正は、個々の患者の歯並びや顎の状態に合わせて最適な治療を選ぶことが重要です。特に、専門の矯正歯科医による診断と治療計画が必要です。





0120-78-1313

