- この記事の監修者
- 医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。
【歯科医が答える】 マウスピース矯正でも抜歯が必要な理由とは?
2025年08月19日
こんにちは。秋葉原リヨンドール歯列矯正歯科クリニックです。
「健康な歯を抜歯するのに抵抗があるんです。」
初回カウンセリングで、よくいただくご質問のひとつです。
透明で目立たない、取り外せる…というメリットが多いマウスピース矯正ですが、歯をきれいに並べるために抜歯が必要なケースはあります。
今回は、なぜマウスピース矯正でも抜歯が必要なのか?その理由や判断の基準、患者さんの誤解について分かりやすく解説します。
✅ 抜歯が必要になる主な3つの理由
1. 歯が並ぶ「スペース」が足りない
歯並びのガタガタ(叢生)は、顎の大きさに対して歯が入りきらないことが原因のひとつです。
マウスピースで少しずつ歯を動かしても、スペースが極端に足りない場合は限界があります。
➡️ この場合、第一小臼歯などを抜歯してスペースを確保し、正しく歯を並べていきます。
2. 口元が出ている(いわゆる「口ゴボ」)
口元が前に出て見える原因の一部は、「前歯の突出」です。
このような症例では、歯を後ろに引っ込めることで口元のバランスや横顔の印象が大きく改善されます。
➡️ この場合も、抜歯が必要になることが多いです。
マウスピース矯正でも、前歯を後退させるような動きは設計可能です。
3. 過蓋咬合・開咬・上下顎前突など骨格的な問題
マウスピース矯正は多くの症例に対応できますが、上下の顎のバランスや咬み合わせに関する問題がある場合、抜歯して治療計画を整える必要があります。
➡️ このようなケースでは、抜歯+ゴムかけ(顎間ゴム)を併用してコントロールすることもあります。

❓ 抜歯=大がかりな治療ではありません
「歯を抜くなんて怖い」「痛そう」「後悔しそう」…と不安に感じる方も多いですが、実は矯正における抜歯は“計画的に、必要最小限だけ”行うものです。
また、矯正用の抜歯は基本的に健康な歯を抜いて、全体の咬み合わせを良くするためのもので、将来的に残すべき大切な歯を守る意味もあります。
🦷「抜歯なし」で治療できるケースもある?
もちろん、抜歯をせずにマウスピース矯正が可能なケースもあります。
たとえば以下のような方です:
-
歯列に十分なスペースがある
-
軽度の叢生(歯並びのガタつき)
-
歯のサイズが小さめ
-
歯列の拡大で調整できる
📌「抜歯をしない矯正」が正しいのではなく、その方の歯や骨格に合った方法を選ぶことが大切です。
✨ 抜歯後の見た目はどうなる?
「歯を抜いたら隙間が目立つのでは?」という心配もよくありますが、矯正用の抜歯では空いたスペースをきれいに埋める設計になっています。
治療中に徐々に閉じていき、最終的に隙間が残ることはありませんのでご安心ください。
🧑⚕️ 歯を抜くかどうかは“精密検査+診断”で決まる
当院では、すべての患者さまに精密検査(レントゲン・3Dスキャン・口腔内写真)を行い、抜歯の有無も含めたベストな治療計画をご提案しています。
「本当に抜歯が必要なのか?」という不安は、検査結果とシミュレーションを見ることでスッキリ解消される方が多いです。
✅ まとめ
マウスピース矯正でも、歯や顎の状態によっては抜歯が必要になることがあります。
「抜歯=大変」ではなく、健康な歯並びや美しい横顔を作るための一歩として、前向きに捉えていただければと思います。
当院では、抜歯・非抜歯の両方に対応した治療計画を個別にご提案しています。
「自分はどちらなのか?」気になる方は、ぜひ無料カウンセリングへお越しください!
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