犬歯の八重歯は放置NG?原因・リスク・マウスピース矯正を含む治療法を解説

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平澤 建太朗
平澤 建太朗
この記事の監修者
医療法人「建昇会」理事長。歯科医師。愛知学院大学歯学部卒業、日本成人矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校歯科矯正科修了。

犬歯の八重歯は放置NG?原因・リスク・マウスピース矯正を含む治療法を解説

2025年10月17日

犬歯が飛び出す「八重歯」は治すべき?原因・リスク・マウスピース矯正も含めた治療法を解説

笑ったときに、犬歯(糸切り歯)が外に飛び出して見える「八重歯」。
可愛い印象がある一方で、年齢を重ねるにつれ「歯磨きしにくい」「口元が気になる」「虫歯になりやすいかも…」と、不安を感じる方も多いのではないでしょうか?

最近では、目立たない「マウスピース矯正」で八重歯を治したいという方も増えていますが、八重歯の治療には正しい知識が不可欠です。

この記事では、犬歯が飛び出してしまう八重歯の原因・リスク・治療法の選び方を、マウスピース矯正の適応も含めてわかりやすく解説します。


1. 八重歯は可愛いだけじゃない?歯科的には“治療が必要な歯並び”

日本では「八重歯=チャームポイント」と見られることもありましたが、歯科の観点では八重歯は不正咬合(ふせいこうごう)=異常な歯並びの一種です。

見た目だけでなく、放置することでさまざまなトラブルにつながるリスクがあります。


2. なぜ犬歯が外に飛び出すの?八重歯になる原因

● あごのスペース不足

永久歯が生えそろう時期に、あごの大きさが歯に対して足りないと、後から生えてくる犬歯が本来の位置に収まれず、外側に飛び出します。

● 歯の生える順番

犬歯は永久歯の中でも遅く生えるため、先に生えた歯がスペースを埋めてしまい、犬歯が行き場を失って外に出てしまうのです。

● 遺伝・口腔習癖の影響

骨格や歯の大きさは遺伝要因が大きく、両親に八重歯があると子どもにも出やすい傾向があります。また、指しゃぶり・舌の癖・口呼吸などの習慣も歯並びに影響を与えることがあります。


3. 八重歯を放置するとどうなる?リスクと影響

● 虫歯・歯周病になりやすい

八重歯は歯が重なり合って磨き残しが出やすく、歯ブラシが届きにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

● 噛み合わせや発音への影響

犬歯は噛み合わせを安定させる役割がありますが、飛び出していると正常な噛み合わせが崩れやすくなり、顎関節症や食事のトラブル、滑舌の悪化などにもつながることがあります。

● 顔のゆがみ・顎への負担

長期間放置すると、顎の使い方に偏りが生じ、筋肉のバランスが崩れることで顔の左右差が出てくることも。


4. 八重歯の治療法|マウスピース矯正はできる?

八重歯の治療法は、症例の程度や患者さんの希望に応じて変わります。最近では目立たないマウスピース矯正を選ぶ方も増えていますが、八重歯にマウスピースが適応できるかどうかはケースバイケースです。

以下に代表的な治療法をご紹介します。


叢生 マウスピース矯正 インビザライン 矯正専門医

① マウスピース矯正(インビザラインなど)

透明なマウスピースを使って少しずつ歯を動かす方法。目立たず、取り外しも可能で、日常生活への影響が少ないことから人気です。

✔ 向いている症例

  • 八重歯が比較的軽度
  • 歯列全体のスペースが確保できる
  • 患者さんが指示通り装着時間を守れる

✔ 向いていないケース

  • 犬歯が大きく外に飛び出している
  • 顎のズレや噛み合わせに大きな問題がある
  • 抜歯が必要なケースでコントロールが難しいと判断された場合

★注意点:
マウスピース矯正で八重歯を治せるかどうかは、事前の精密検査と診断が必須です。無理にマウスピースで治そうとすると、かえって噛み合わせを悪化させてしまうこともあります。


② ワイヤー矯正(表側・裏側)

最もスタンダードな矯正方法。ブラケットとワイヤーを使って細かく歯を動かすことができ、重度の八重歯にも対応可能です。

  • メリット: 複雑な歯並びに対応/治療の自由度が高い
  • デメリット: 装置が目立ちやすい/装着中の違和感がある

③ 抜歯矯正

あごのスペースが足りず、どうしても歯が並びきらない場合、第一小臼歯(4番目の歯)を抜歯してスペースを確保する方法が選ばれることがあります。これはマウスピース矯正・ワイヤー矯正どちらでも行われることがあります。

  • 必要に応じて選択される処置であり、「歯を抜く=悪い」ではありません。

④ 部分矯正

前歯や八重歯の部分だけを動かす治療法。軽度の八重歯であれば比較的短期間・低コストで改善できることもありますが、全体の噛み合わせ改善には不向きな場合も。


5. 治療を始めるタイミングは?大人でも矯正はできる?

● 子どもの場合(成長期矯正)

骨の成長があるうちに治療を始めることで、抜歯せずに改善できるケースもあります。小学校高学年〜中学生が特におすすめの時期です。

● 大人でも矯正は可能!

最近は20〜50代でも矯正を始める方が増えています。歯ぐきや骨の状態が良ければ、年齢制限はありません。

ただし、大人の場合は治療期間がやや長くなる可能性や、マウスピース矯正の適応に制限が出ることがあります。


6. まとめ|八重歯の治療は見た目だけでなく「健康」にもつながる

犬歯の八重歯は、「気になるけど治すほどではない」と思われがちですが、実は口腔内トラブルの火種になることもあります。

また、近年人気のマウスピース矯正はとても魅力的な選択肢ですが、すべての八重歯に対応できるわけではありません。

大切なのは、

  • 自分の八重歯がどの程度なのか?
  • マウスピースで対応可能か?
  • 将来的な口の健康をどう守っていくか?

歯科医師としっかり相談しながら決めていくことです。


📝 あとがき|まずは「正確

な診断」が第一歩

矯正治療には時間と費用がかかるからこそ、自分に合った方法を見極めることが大切です。

気になる八重歯、悩むよりも一度専門医に相談してみませんか?
早めに動けば、将来のトラブル予防にもつながります。

秋葉原リヨンドール歯列矯正歯科クリニック インビザライン 矯正専門医 マウスピース矯正

 

 

 

 

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